コラム
ちょっと一息、肩の力を抜いて見て下さい。
三角窓
△年末所感
歳の暮れともなると、どうしても越し方を振り返りたくなる。そして毎年、今年は大変な年だったと思いつつ過ごしてきているのだろうが、今年はいままでとは大分違った年であったような気がする。夏の暑さ・台風の来襲の新記録・中越地震災害といった自然現象の変化は勿論の事、イラク戦争・拉致問題といった国際関係の複雑な難問題、国内では郵政民営化・国と地方の税財政を見直す三位一体改革・規制緩和等の政治問題、大物経営者等の相次ぐ責任問題といった社会経済倫理の問題が同時・多発的に報道され、これらに犯罪の多発・多様化が加わり難しい時代の幕開けを思わせる。
世論を二分するような問題が起こると、情報機関ではよく世論調査を行う。問題の複雑さから、回答には「どちらとも言えない」や「分からない」と言う回答が多い。
自衛隊のイラク派遣の延長、郵政事業の民営化、プロ野球のドラフト制等の諸問題に対する質問を受ければ、条件次第でどちらにも選択できる。条件がはっきりしない質問が普通なので、結局不甲斐ないと思いつつ、「どちらとも言えない」と言う選択になってしまうのではないか。
それだけ難しい問題が多いのだ。しかし第三者ならそれで済まされるが、責任者であればそうはいかない。指導者たる者は、中間的回答の多い問題については特に詳細な条件の設定をし、慎重な決断と実行が望まれるのではないか。今年の諸問題は殆どそのまま来年に持ち越される。戦後60年の節目の年を迎えるに当たって、これ等諸問題の適切な処置により混乱のなき良い年を期待しよう。反歌 戦争を好む人などいない世に何故か絶えざる世界の戦
既得権にしがみ付く人あぶり出しさらに進めよ規制緩和を
受信料払わぬ事の正当性 見つけ口座を閉ざす人々
(平成16年12月号 小暮)
三角窓
△ 趣味の効用
七十路坂も半ばを歩む頃ともなれば、若いつもりでいても、周りの風景は多いに変わってくる。
社会的人間としては歳だからといってそうも閉じこもってはいられないと、友人に会おうとすると何だか消極的で今までのような雰囲気が得られない。友人・知人との連絡はいつしか少なくなり、交友も遠慮がちになる。やはり何か共通の話題がないと、しかも発展的な話題がないと交友関係は旨くいかないのだ。かくして老いの坂を歩くのかと寂しくなる。
会社人間からの脱出・地域社会への参加・趣味の世界への参加等が強調されるのも、この歳にして良く分かってきた。
幸い私は下手なゴルフを杖として、厚かましくも何人かの友人との交友を楽しんできたが、先細りを懸念し、今年は古い友人との交友の幾つかを復活させた。30年、40年、50年と殆ど賀状だけの交友だったのがゴルフを仲立ちとして再スタート出来たのは素晴らしい事だと思っている。
また、早朝練習に度々行くうち仲間が出来、その輪が広がって、今年は新しい友が大分増えた。そして先日は、平均年齢50歳の前半と言う21人のグループに入って、4泊5日のロタ島ゴルフツアーに参加し、30度を越す暑さの中で4ラウンドのプレーをしてきた。楽観している私を脅かし、疲れは一週間後といわれ、おそるおそるの日を過ごしてきたが、どうやら無事のようだ。
なお、自由時間の多くなった日々の充実のため参考にと思い、日々の過ごし方を聞くと、変な顔をされるのには参った。反 歌 何してるとの一言が傷つけもする老いの坂道
自らは仕掛けないと言う友も参加したればにこ やかな顔
海を背に海に向かいて球を打つ椰子の茂れるコースまばゆし
(平成16年11月号 小暮)
三角窓
△ 新名所 -六本木ヒルズ
○ 東京の都心が急速に変わりつある。地価が高く、強い私権に守られた日本の首都東京は、戦後の首都整備に失敗し、国際都市としては大きく遅れをとっていた。バブルの崩壊後、地価の下落によりようやく国際都市にふさわしい様相が整いつつあると言ったところ。東京駅前の丸の内地区、新橋・品川駅周辺の再開発等など大規模再開発が各所で施工されているが、昨年四月にオープンした「六本木ヒルズ」の人気が特に高い。
万年青(おもと)先日、その「六本木ヒルズ」の中央のシンボルタワー大展望台 東京シティビユーに行ってきた。海抜250メートル、360度の眺望を誇る展望台は周囲に視界を遮る建物が無いと言う恵まれた環境に立地しているので、東京の全貌が見下ろせて最近の変わりつつある東京を知るためには一見に値する。回転ドアーの事故が話題を呼んだが、その後大混雑を旨く捌いて一年余、ガイド嬢の説明も手馴れ、ゆっくり楽しむことが出来た。運良く、台風直前の晴天に恵まれ、眼下に見下ろす東京の全景は、見応えのある景色だった。ただ、気温の急上昇により靄がかかり、富士の雄姿が見られなかったのは残念。
案内によると、施行区域は約11ヘクタール、権利者数は約400名、総事業費約4,700億円、着工が2000年4月だ。中央のシンボルタワーは地上54階、地下6階。入館料は1,500円、営業時間は午前9時から深夜1時までだから、夜景を楽しむのも一興だ。
開発の続く東京の今後がさらに楽しめるが、今年の夏の猛暑に臨海部の高層ビル群の及ぼす影響が無視できないと言ったことや、今後予想される大地震のことを考えると、楽観ばかりしてはいられないが。
反歌 不景気と言われ続けて十余年 変化すさまじ東京の街
秋陽さす東京の街一面に されど見えざる富士の高嶺は
震度六 如何に揺れなむ展望階新潟地震の被害を聞きて
(平成16年10月号 小暮)
三角窓
△ 数字は語る
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今年はオリンピックの年にあやかり、実に色々な分野で多くの新記録が出たり、数字そのものが文字以上に重要な意味を持って語られた年であった。数字の乱舞により賑やかな話題が提供され現状の認識を深めてきた。まだ今年は3月もあるので、まだまだ沢山の興味ある数字が登場することとなるだろうが、新鮮なうちにその幾つかの数字にまつわる話題を振り返ってみたい。
まずは気象状況である。真夏日の連続新記録(都心で40日)に続いて最多記録(都心で70日)、最高気温の新記録(都心で39.5℃)と酷暑の夏であったことを証明する数字が並ぶ。全国各地でも暑さの記録が塗り替えられ、さらに台風の本土上陸8個と言う新記録もつくり、多くの被害をもたらし長かった夏を締めくくった。記録的な現象により、地球規模の自然の力を再認識した夏であったと思う。
(長瀞)
10月から、年金法の改正により保険料が増額されるが、その改正の基礎となった出生率の1.29と言う数字(政府は2032年までに1.39になる予想)が話題を呼んだ。少子化の代名詞となったこの数字は、年金政策の難しさとともに,改正法の成立直後に公表されたために 誤魔化し又は悪利用の見本ともなり、少子化の対策は勿論、年金財政の健全化をも曖昧なままにしてしまった。
しかし、一番の問題数字は、24日に財務省から発表された「国の借金」729兆円と言う数字である。今年度の国の収入(税収)見込みが41兆円余の17.5倍に達する額だ。今後、社会保障費の増加等歳出の伸びが予想される一方、歳入は国債に頼るのみ、そしてその額は膨張するばかりであることを考える時、国の将来に不安は増すばかりである。小泉総理は総理就任時の公約の一つに国債の発行を30兆円に抑えるといったが、今年度の新規発行予定は36兆円余になってしまっている。そして、この「国の借金」に対する根本政策は全く議論されていない。
犯罪、災害等の暗いニュースの多発する最近、唯一明るいニュースとなっているのが、イチローの最多安打記録の更新のニュースである。コラムの題材に苦しんでもたもたしているうちに、彼はいとも簡単に84年前の記録(257本)を更新し未開の数字に挑戦し続けている。この明るいニュースにあやかりたいものだが・・・
反歌
忘れてはならぬ数字に囲まれてなお追い追われつついる数字とうもの
身の丈に余る数値は棚に上げ知らぬと言うはあわれ国民
埋もれし記録保持者の名とともに脚光浴びる一打一走
(平成16年9月号 小暮)
三角窓
△ 真夏の饗宴
今年の夏は、真夏日の連続新記録を伴う猛暑と、大型台風の数度の襲来による新潟・福井等全国的な大被害の発生という自然現象の猛威に見舞われる一方、アテネオリンピックの日本のメダル獲得新記録という大活躍、そして甲子園の全国高等学校野球大会では、初めて津軽海峡を渡って北海道の高校が優勝する等多彩な夏であった。なかでも、17日間のオリンピックについては、その及ぼす影響は各方面に渉って計り知れないものがあろう。好成績の裏には非常に参考になることがあり、今後の情報の分析によって、スポーツばかりでなく多方面に活用されると思われる。
私も、今回のオリンピックで幾つもの新発見をした。その一つが、報道の早さである。開会日の前日には、期間中の新聞配達は、遅れることもあるのでご容赦をとの予告があった。しかし全期間を通じ余り遅れた様子はなく、しかも午前3時頃までの情報が5時半には玄関に届けられていたのには驚いた。これは、各新聞とも共通のようだ。よくよく考えるに、選挙の開票結果の情報掲載でも味わっていたのだが。
女子マラソンは夜中の12時にスタート。その結果は、テレビニュースでと寝てしまった。翌朝寝ぼけ眼でいつもの時間(5時半頃)に新聞を取りにいくと、日本1・5・7位の写真入の情報で一面を飾った新聞が目に入った。一瞬これは何時の事、と戸惑った。そして3時間前に行われたアテネの情報と知って吃驚。 最終日の男子マラソンについても、当然のように、かなりの紙面を使っての詳細な報道がされた。
(自由の女神・臨海公園)
新聞が印刷され配達されるまでには、多くの人の手を経ている。各部署でのオリンピックは想像を超えるものであったろう。
反歌 温暖化進みし故の猛暑とは思ひたくなし余りにあわれ
銀メダル喜ぶもあり悔やむのも壇上にては笑みて千金
優勝のニュース余韻の少なくて恨みも言えずオリンピックに
(平成16年8月号 小暮)
三角窓
△ 私の健康法ー梅干しの種
「全測連」の夏季号が送られて来た。大判になった分ページ数も減ってスリムになったので、前号と見比べてみた。私の健康法の項目が落ちている事に気がついた。この項目は、私の在職中に増えたもので、光栄にもその第一回目(98 新年号)の執筆を依頼されたので特に印象深い。
懐かしんで、改めて拙文を読んでみた。文中、「梅干の種丸呑み健康法」というのがある。これはそこにも書いているように、私が全測連に就職した年に、某県測協会長に勧められて始めたもので、今でも続けている。ところが、今まで私は自信をもって人にも薦めるのだが、当時も今も余り信用されていないことなので、再度ご披露したい。
梅干の種の中身を食べた事はあるが、固い鎧を付けたままの種は消化する訳がないと言う人が多いのである。また、バリウムでさえ飲むのに苦労する人の多い世の中、納得はすれどとても無理だと思っている人も多いようだ。かくして、私に続く者はいないのである。
(霧ケ峰にて)
なんとか名誉挽回にと、最近になって友人の医者に聞いたが、彼も何人かに聞いて見たがいい反応は聞けなかったと言う。昨年、NHKの「ためしてガッテン」に手紙を出したが、先日の梅干の番組でも種の事はなにも触れていない。
最近では人と接する時間も少なくなったので、半日も種を口に入れ唾液の製造に役立たせている。お蔭で今のところ虫歯もなく、胃腸もいたって健全である。しかし、10年の実績があるとはいえ、歳である。今まで気にもしなかったが、人に脅されでもすると気になることもあるので、確証を得たく思っている。定期検診のおりに医者に聞いてみようと思っているが・・・兎に角、情報が欲しいですね。
反歌 溢れいる健康情報 身は一つ何をか選ぶ長き道程
梅干しと水を口にし一日の始まりとする七十路坂の
歳なれば脅され怯むこともある 種丸呑みにし10年を経て
(平成16年7月号 小暮)
三角窓
△ 浜名湖花博 に想う
淡路花博の開催(H;12年)された翌々年、明石海峡大橋にいったときに花博会場跡地の公園に寄った。広い公園は常設公園として整備され、秋の花が園内に溢れとても美しく、広い会場での博覧会の盛況が偲ばれた。
その折、次は浜名湖の開催と聞き、そのときには是非行ってみたいと思っていた。
今、その浜名湖花博が開かれている。4月8日から10月11日までの大国際園芸博覧会だ。首都圏、近畿圏、中部圏と人口集中地に近く、また景気の立ち直りを反映してか、私がいった日は、平日だったのに大変賑わっていた。
最近、私達の周辺には花があるのが普通と思うようになったが、戦中派の私達にとっては、想像されがたかった社会である。
住宅地にも、通勤途上の街路にも季節を彩る沢山の花が見られるようになり、花屋さんも多くなった。
人間の本性としての美しいものを求める心が、豊かさとともに身辺を花で飾るようになったと思うが、この様な花の博覧会の果たす役割りも多いのではないか。
ブルーヘブン
今まであまり関心がなかったが、緑化フェアーというのが、国体のように毎年、県の持ち回りで開催されていて、今回の花博も第21回の緑化フェアーと同時開催なのだ
最近のとげとげしい社会が生み出している犯罪・事件等の様々な社会現象を思うとき、花一杯の社会をより促進すれば、幾分かの健全な社会の構築に役立つのではないかと思いつつ広い会場を楽しんできた。
反歌
富士山を囲む花垣波打ちて花博会場正面を飾る
潜みいる花の命の優しさを手触れ歩きぬ広き会場
豊かさは花と緑で量るべし人と地球の幸せのため
(平成16年6月号 小暮)
三角窓
△高齢者運転講習
4月某日、いつも車で通る道のガードレールに車を擦りつけ思わぬ修繕費を払うこととなった。車幅感覚が衰えてきたかとしょんぼりしていたところへ、高齢者運転講習の通知が来た5月は私の誕生月で、運転免許の更新の年だったのだ。
最近の道路交通法令の改正で、高齢者講習の対象者が70歳以上となったとのこと。まだ自信はあるが、事故のこともあり早速講習にいった。
講習は、1時間目が交通事故の現状等を中心とした講義、2時間目が適性検査等、3時間目が運転実技(自動車学校の練習路で)。
講義は、テキストを読みながらの説明だが、改めて交通事故の多さ(昨年の死者は46年ぶりに8千人を下回ったが)、特に高齢者の関係した事故の実情を知らされ、自覚を迫られた。
しかし何といっても、模擬運転(ゲーム機的なもの)では信号・障害物に対する反応の遅さに、また動体視力検査での(特に夜間)視力の低下の数値を見せられ、愕然とした。それでも、年齢別の五段階評価では標準であった。
高齢者マークを付けて運転をするのには、まだ早いと思っているが、常に能力の低下を自覚して運転する必要があると思い知らされた運転者講習であった。
政府は昨年「世界一安全な道路交通」をめざすことを表明され、十年後までに「死者数五千人以下」にするという目標を掲げた。目標の実現が期待される。
反歌
右左の障害マークを引っ掛けて自信を失くす模擬の運転
歳なるを自覚させらる幾つかの診断結果の数値を聞きて
自覚なく運転をする恐ろしさとくと聞かさる能力落ちしを
(平成16年5月号 小暮)
三角窓
△ 変化への胎動
3月下旬、駅のあちこちに置かれていたゴミ箱が消えた。
当分の間、撤去との表示が目に入った。最近は路上のゴミ箱も かなり少なくなっているので、不便ではあるがテロに備えての 対策と思うと止むをえないだろう。 また、わが住む街(川崎)では、粗大ゴミの収集が4月から有料となると言うので、3月には各戸から沢山の粗大ゴミが出された。わが家も久し振りに掃除をし古い物を出したので、家の中は大分風通しが良くなった。 また、わが通勤の私鉄駅前に乱雑に放置されていたバイク・自転車が、整然と駐輪されるようになった。4月から有料駐輪場として整備されたのである。余りの勝手な人達のやり方に不愉快になっていた矢先だったので、朝の気分が一新された。 4月某日、ガソリンスタンドの前を通ると、料金表示の数字がはね上がっているのにびっくりした。レギュラーが106円、数日前は98円ぐらいだったと思うのに。一挙に8円のアップとは・・・イラク戦争の影響かと不安にかられた。4月から販売価格の表示が消費税込みの総額表示となったことによるものと後で知った(便乗値上げを含めてか)。
さらに、公立中学の今年度の入学者が、ある学校によっては0或いは数人の学校があるとの報道を耳にした。一方では、予想を大幅に上回る生徒数を迎え、教室不足に大童の学校もあると言う。通学区制の廃止によるものと聞いて、そう簡単に出来るものかと思っていただけに、社会の確実な動きを知り吃驚。つい先日の新聞には、横浜市が地域の中小建設業を再編し、新たなゼネコンの設立を年内にも、と計画し意欲的な市内建設業者に打診しているとか、そして既に20社程度の参加の見通しだとの記事があった(4月20日・日経)。合併効果の少ない業界なので合併は無理との定評のあるところ、どんな展開になるか・・・
いづれにしても社会は、今までにもまして大きく変わりつつある。目を凝らしてその胎動を見極め世の変化に先駆けた行動が必要になろう。
反歌 春いまだ浅きというに はや夏日 毛糸着る人半袖の人
アンテナを高く掲げて見張るべし 動き急なる世にし生きなば
酒飲みて天下国家を論づれば心足らえり会の終わりに
(平成16年4月号 小暮)
三角窓
△ 本業不振の打開策は・・・
春風とともに景気の回復傾向が本物になりつつあると言うニュースが多くなってきた。
しかし、わが業界の先行きは明るさどころか不安要素が益々広がっている。全国の都道府県が組んだ04年度予算案で、公共事業費の削減額が前年度当初比7千2百余億円(7.4%減)に上ることとなったとの総務省のまとめである(3月25日)。国・地方を通じこの傾向は来年以降も続く気配が濃厚である。
国土交通省は、縮減される公共事業により、厳しい経営環境にさらされている中小の建設業者の経営の実態調査をしてその調査結果をもとに支援策を04年度にもまとめたい意向だと言う。
全国建設業協会などの業界団体に依頼し、481社の書面による回答を得たというその調査結果の概要の一部が先日の新聞に掲載されてい(3月22日朝日)。
それによると、大部分の業者が苦境打開のため、建設以外の新分野へ進出しており、その業態別の状況は、1 リフオーム事業・・・ 31%、 2 リサイクル業・・・ 23% 、3 農林水産分野・・/ 11% 、4 介護・福祉分野・・・9% で特になしとの回答は3%に過ぎなかったと言う。
1・2位は建設業のノウハウが生かしやすいこと、3・4位では地方では建設業と農業を兼業している人が多いことが進出の理由とみられるとのコメントがあった。さて、わが測量設計業においては如何であろうか。公共事業の縮減により、受注額が大幅に減っている事とダンピング入札に悩まされている話は、良く聞くところであるが・・・
先に送られてきた日本測量設計業経営協会の広報誌を開くと当協会の常任理事山田辰郎氏は巻頭言で(「開発、建設」から「メンテナンス」へ)と業務の転換を呼びかけている。どんなメンテナンスがあるのか、周辺業務であれば既に進出して居られるであろうが。
反歌 叫ばれて久しきとなる3月危機 今年は聞かず桜花咲く
産業の盛衰大きくうねりつつ変わり行くなりかくて人の世
環境と農業・介護の新分野 開き行くとう言うは安けれ
(平成16年3月号 小暮)
三角窓
△幻の金儲け話ー景気回復は本物か
新生銀行の株が2月19日に東京証券取引所に上場された。前身の日本長期信用銀行の経営破たんによる市場からの退場から5年4月ぶりの再上場だそうだ。申し込み期限の数日前に、証券会社の役員だった友人から購入を勧められたが、抽選の結果買えなかった。
上場日の夕刊を見ると、買い注文が集中し午前中は値がつかず、午後になって売り出し価格の525円を大幅に上回る827円の初値となったという。友人のにこやかな顔が目に浮かんだ。
バブルの崩壊以後あまり聞かなかった話である。
バブルの崩壊後しばらくして、若干の金を手にした私は、もう株価も下げ止まり反転するだろうと、買った株が大幅に下落し懲りたので、市場への関心は薄らいでいた。しかし、今の低金利では何とかしたいとの焦りが湧いてくる。最近になって諸々の経済指標から景気は着実に回復しつつあるとの観測の報道がされるようになった。明るさとともに株価の動向に目が向くようになった。
景気の回復は本物なのだろうか。明るい社会が期待できるのだろうか。暗いニュースにうんざりしている今日この頃、幻に終わる事のないよう期待したい。
反歌 かすかなる光さしくる この光わが業界に届く日はいつ
竹中の足を引っ張るニュース消え反論分子の顔も薄らぐ
着実に変わりつつある世の様をまつぶさに見よ道は開けむ
(平成16年2月号 小暮)
三角窓
△学びて時にこれを習う・・
パソコンを買ってからもう2年になる。教本での自習では直ぐに壁に当たってしまい、ワープロ風に簡単な文章の処理をするだけで一向に進歩しない。パソコン教室に通って勉強しようと二つばかり教室を覗いてはみたが、メカに弱く、鈍感になってきた私をその気にさせるところはなく、無為な月日を過ごしてきた。
昨年末の新聞の折込広告に、「大人の笑学校ー自由学館」なるパソコン教室の案内があり、それはパソコン+アルファーを期待していた私の興味をくすぐった。
新年会をやるとの事なので、ここで品定めをしてみようと出かけてみた。当日の出席者は10数人。30歳台の後半らしい館長を含め男性3人。年齢は30歳台から70歳台と幅が広い。隣の部屋にはロボコン教室の子供とその親達もいた。他に先生はいるようだが、出席してないのでどんな人か分からない。
年も改まったことでもあり、私の期待に応えてくれそうなので、何かをとの期待も込めて入学することとした。
土曜日を教室の開放日にすると言うので、これにも行ってみた。誰も来ない。若い館長と2時間をたっぷりと話し込んでしまった。彼は今後この学館をどうやって運営していこうか、ということも含めて色々と情報を集め研究中のようだ。色々聞きたいことがあっていったのに逆に質問攻めに会い、私の経験と意見を披露するはめになってしまった。
歳とともに、小さな世界に身を置かざるをえなくなってきている私にとって、企業家マインドに溢れた彼との話は面白い。パソコンもこんな雰囲気の中でなら、勉強が続けられるかもしれない。やってみよう 。 また 楽しからずや・・・
反歌 子に習うパソコン難し 繰り返し質問をするひまもなくして
パソコンをやる人みんな若々し 甘き言葉に乗りて通うも
何事も忘れ勝ちなる歳にして 意気込み高し不安はあれど
(平成16年1月号 小暮)
過去のコラム
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